技術と予算を結集して福島原発の廃炉を成功させる
実際福島第一原発に作業員を派遣しているある会社経営者も、就職希望者が面接の段階で辞退するケースが多く、人手不足が深刻だと証言します。
その理由は。
現場に入る前に辞めてしまいます。
最終的には放射線に関しての怖さがあるんじゃないですかね。
私も最初から、言葉は悪いですけど被爆しますよってことで、ゼロではないですよという数値がですよとそう言いますとやっぱり、怖いっていうのが先立つんで、目に見えるものではないので。
人手不足に加えさらに深刻なのが現場での士気の低下だといいます。
落ちざるを得ないんです。
メーカー・ゼネコンだって、我々協力会社も大胆な提案ができない。
予算が確保できないから。
したがってしわ寄せは現場で一生懸命やっている、地元の作業員あるいは遠くから来たかもしれないその人たちの待遇に影響してくる。
今後これが今後続くんだったら政府がいくら担保しても、現場が順調に行くとは思えません。
名嘉さんは現在、原発技術者として、そして地元で暮らす住民として廃炉がうまく進むことを願っていました。
我々は、長らく原発と共生してきた。
でも被災者でありながら加害者という認識を持っている。
うちの社員もみんな。
日本の技術と予算を結集して福島原発の廃炉を成功させるというのを地元民も含めて、国民も国も大きな投資だと思って、やってほしいと思います。
怖さや使命感いろんな感情があると思いますが実際に現場で作業してる方たちどんな様子でしたか?
今日は直接話をする機会がなかったんですけども、先日、タンクからの汚染水漏れ問題ありましたがちょうど汚染水が漏れた側溝を作業員の皆さんが固めなおす作業していました。
全面マスクをしたままの肉体労働ですからつらい作業だというのが見ていてわかりました。
所長に話を聞いています。
ご覧ください。
現場の作業員の皆さんの確保というのが困難になってくることが予予想されますけれども、現状ではその対応どのように考えていますかやっぱり作業環境を私としてはよくしていく現場の過酷さみたいなものをどんどん軽減していくいうことがまず大事だと思っています。
作業環境をよくする話しなんですが、たとえばということでもう1つ聞いてみたんですが敷地内の除染を進めることによってたとえばマスクをしなくても作業できる空間をどんどん増やしていく、こういうことをこつこつやっていくしかない。
取り出し作業を注目しましたけれども燃料棒の取出しが終わったらいよいよ格納容器に溶け出しているといわれています、取り出し作業というのも始まります。
作業員、数だけではなくて質質も重要になってくる。
まだまだやらなくてはならないことがたくさんあるということがこの福島第一原発の状況です。
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