猛烈な台風30号がフィリピンに上陸
8日午前3時20分ごろ福島県白河市の大型ショッピングモールの敷地内でゴミ箱が燃えているとの通報を受け駆けつけた警察署員がゴミ箱からひとりの遺体をみつけました。
事件と自殺の両面で捜査しています。
猛烈な台風30号がフィリピン中部のビサヤ地方に上陸しました。
フィリピン気象当局によると今年発生した台風で最大級の強さだとして、周辺住民に厳重な警戒を呼びかけています。
悩めるがん患者に強い味方が登場です。
がん患者は治療の選択を迫られたり生活への不安を抱えたり、さまざまな悩みに直面しています。
こうした悩みを誰に相談すればいいのか実は、同じ病気の体験者に聞きたいと思う人が多いのが現実なんです。
今、全国でがん体験者ががん患者を支えるピアサポートと呼ばれる取り組みが広がりつつあります。
東京都立中央図書館。
ここに病気になった人の体験談が書かれた本、およそ1600冊がずらっと並べられているんですが病名ごとに細かく分けられているんですね。
8年前に始まった闘病記文庫。
特に多いのが、がんの闘病記です。
患者や家族の反響が大きく蔵書は増え続けています。
同じがんになった人がどんな悩みをもって、どうやって乗り越えてきたのか先輩の本を読むのは前向きになる、ひとつの道になりそうですね。
先輩患者の声を聞きたい。
経験談を聞きたい。
その思いは多くの患者に共通するもの。
こうした闘病記文庫は今、全国各地の公立図書館に増え始めてます。
生活の悩みですとかなかなか医学書の中には出てこない。
それから、お医者様にも聞きにくいとかあると思うんです。
といったときに、闘病記ですと、先輩の患者さんの生活だったりそれから治療への取り組みですとか、そういったものが前向きに多いので。
患者が必要としている先輩患者の声、その声を積極的に届ける病院があります。
乳がんセンターの一角にある相談室。
この日は、抗がん剤治療で入院している乳がん患者、田中さんがいました。
田中さんの話を聞くのは、乳がん体験者の山口ひとみさん。
がんピアサポーターとしてこの病院で働いています。
正座ができない。
そうだと思う。
試しに練習してみるんですけど、痛いんです。
練習しなくていいと思う。
痛いから。
今朝も痛かったから。
生活の工夫しかないから。
薬はどうしても副作用が。
でも痛いときは利用して。
6年前に乳がんが見つかった山口さん。
治療を受けている間、同じ病気の体験者に相談をしたいと、強く感じていました。
そうした経験があったからこそピアサポーターになることを決意したといいます。
相談の内容は、治療の疑問から、精神的な不安まで、さまざま。
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