ピアサポーターなどを養成するNPOのがん相談室
どんどん深みにはまっていく、先が見えなくて。
そうやって、そのときのことも、ちゃんと覚えていて、話せるようになっているし切り替えも完全とはいえないけど。
経験されているから、わかってくれる。
先生は時間が限られてしまいますよね。
こういうときはこういう対応やお薬もいいのがあると。
そんなことで、何回か通っているうちにこうだった、ああだったってなんとなく治療が終わってたということになればいいのかなと。
病院側もピアサポーターの役割に期待を寄せています。
私たちは外来をやったり検査をしたり、手術をしたりできますけど、なかなか支えるっていう面が足りないですね。
だから生活の面とか、あるいは、いろんな細かい不安のこととか、支えるってことができないのでそこを補うという意味では、非常に大きいと思います。
がんピアサポートを普及させる動きが広がっています。
ここはピアサポーターなどを養成するNPOのがん相談室。
サポーターになるには、専門的な知識が必要です。
本日のないようですけども前立腺の動向、この日、サポーターの2人が見ていたのは、大学教授によるビデオ講座。
このNPOではサポーターの養成講座を作っています。
医学的な知識や緩和ケアなどおよそ1年間のカリキュラム。
これまでに200人以上が受講しています。
学んだ知識とか、そのあと自分で探しながらたどりついた知識とかそういうものがあって初めて、寄り添うことができるんじゃないかなというふうに思います。
草の根的に広がってきたピアサポート。
厚生労働省は去年、より質の高いピアサポーターの育成を目指し研修プログラムを策定しました。
現場の診療にかかわっておられる方々にも、広く浸透していくことがひとつ必要だと思う。
仕事として病院の中で機能する方向に進んでほしいと思っています。
がん患者を救う先輩患者の声。
患者目線の支援が広がっています。
まだまだ現状、働く場所もさまざまでいち早く整備されてひろがっていくといいですね。
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