浜松日体高校の体罰 生徒に13回の平手打ちを繰り返した
インターネット上に投稿され反響を呼んでいるおよそ15秒間の映像。
怒鳴り声が響く中で男が無抵抗の少年に平手打ちを繰り返している。
もう一度、映像を見てみよう。
場所は体育館の中。
男は部活動の顧問だろうか。
顧問の教師は生徒に対し少なくとも13回にわたり平手打ちを繰り返した。
そばに立ちすくむ生徒の背中に書かれているのは日体魂という文字。
この映像は昨日午後ツイッターなどに投稿されこのようなコメントが添えられていた。
この映像は果たして浜松日体高校で行われたものなのか。
今日、同校の教頭が事実を認めた。
いきなりショッキングな映像が入ってまいりました。
顧問の先生が生徒の顔面をご覧のように平手打ちをしております。
しかも何度も何度も七瀬さん。
ショックな映像ですね。
もし愛の鞭だったとしてもかなりいきすぎててちょっと信じられない映像です。
目を背けたくなるような体罰ですよね。
これ数えて少なくとも1人の生徒に13回の平手打ちを連続して行っているんですよね。
浜松日体高等学校は創立が1962年でおよそ50年の歴史を持つ学校です。
ホームページによりますと勉強としつけをキーワードに知・徳・体を育む人間教育に取り組むとしています。
こうした高校の男子バレーボール部です先ほど会見をした塩沢敏隆教頭によりますとこの体罰が行われたのはおととい15日に岐阜県で行われた練習試合の最中で1人に平手打ちを13発そして、もう1人にも3発平手打ちをしたということです。
この顧問なんですが1996年4月に就任しこの学校は県内でも有数の強豪校で今年も全国大会に出場しています。
またこの顧問、去年5月にも遠征先で体罰があったことが発覚し今年2月に、学校が調査した結果教育委員会に報告していたこともわかりました。
17年間にわたってこの顧問はこのバレー部を率いてきた強豪チームであるということですが実は過去にもあったということなんですよね。
体罰というと記憶に新しいのが大阪市の桜宮高校バスケットボール部。
男子生徒が体罰を受けたあと自殺をしたという痛ましい事件がありましたよね。
去年12月ですよね。
大阪の桜宮高校のバスケットボールの当時の顧問がキャプテンだった男子生徒の頭などを平手で殴り、その4日後再び元顧問が平手で十数回殴り怪我をさせ、翌日男子生徒が自殺しました。
今月5日の初公判では男子生徒の兄が被告の元顧問に対し自分の息子にも同じことをしますかと問うと被告は沈黙したあとできませんと小さな声で答えたということでした。
検察は、顧問という指導的立場にありながら暴行を加えていて刑事責任は重いと小村被告に懲役1年を求刑しています。
ですから、あきれてしまうんですけもこういった裁判の直後ということもありますし桜宮高校の話はずっとニュースになっています。
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