高梨沙羅のスキージャンプ
だから、そっちに出さないで、要するにマイナスイメージを残さないほうがよかったんじゃないかって言いたかったらしいんですけど、VTRを何度見ても、そう聞こえないんですよ。
まあ、気持ちはあとからなんとでも言えますからね。
確かにね。
ということで。
先生が。
真央ちゃんがショートプログラムで、実力発揮できなかったのは大変残念ですよね。
それからね、高梨沙羅さん、スキーのジャンプ、やっぱりね、力発揮できなかったですからね。
実はね、日本人というのは、ここ一番の正念場で力が発揮できない、そういう特性を持っているということが医学的に分かってきたんです。
あら、やだね。
それはね、こちらなんです。
日本人の97%は緊張しやすい遺伝子を持っている。
本当?
えっとね、これはね、ドイツにあります、ボルツブルクユリウス・マクシミリアン大学の研究なんです。
なんでドイツの人が日本人のそんなことをね。
じゃなくて、このね、大学の研究グループがね、遺伝子、緊張しやすい遺伝子を見つけたんですね。
それはね、脳内ホルモン、セロトニンの調節をしている遺伝子なんですけど、それにね、緊張しやすいS型の遺伝子と、緊張しにくいL型の遺伝子があることが分かったんですね。
そのあと、世界中でどのぐらい緊張しやすいS型を持っているんだということで、各国で、研究が行われた結果、日本人はね、97%、これを持っている、世界一番です、今のところ。
世界一番?
特にね、65%の日本人は、S型遺伝子を2つも持っているんです。
ちなみにアメリカ人の場合は、S型2つ持っている人の割合は19%。
ドイツもイギリスも大体そのぐらい。
じゃあ、日本人が圧倒的に緊張しやすいんですか?
そうですね。
でも芸人さんとか。
竜さんは?
俺はもう、それたぶん緊張します。
今、もう伝わってきましたよ。
緊張する。
目が泳いでる。
態度に出るもん。
緊張するわ。
緊張するとどうなるんですか?
いや、今よりもっとおもしろくなくなりますよ。
えー!もう普通のことが言えなくなる。
元に戻していいですか?
せっかくこっちに振ってきたのに。
竜兵さんのような、S型遺伝子を持っている方だと思うんですけど。
戻すまで待ってあげてください。
ここでクルリンパがあります。
いやいや、もう。
それで?
でね、この緊張しやすいS型の遺伝子っていうのは、私たちの日常生活、皆さんにも大きな影響を与えている。
どんな?
例えばね、日本人はものすごく肩凝りを起こしやすい。
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