料理があまり得意じゃなかった西川先生
それは具体的にはどういうことかというと、こういうことなんですけれども、…。
夫は生活費を十二分に入れ、浮気をしない。
毎日食事は一緒にするとか、あと妻は夫よりも必ず早く起きて、ちゃんとお化粧をして、着替えるところとかは絶対見せないという。
新婚時代はそこそこするでしょうけど。
まあそうですね。
ただ彼女の中での理想の結婚生活像っていうのがあって、こんなことをおっしゃってたんですよ。
肉じゃがは料理本3冊読んで作り、一番うまく出来たものを主人に。
本当ですか?
みたいですよ。
お料理があんまり得意じゃなかったんですよね。
だから、西川先生ね。
一生懸命、料理本で、レシピの勉強をされて、例えば肉じゃが作るときには、3種類のレシピで作ってみて、一番おいしいものをわざわざ選んで、旦那さんに出してたとか、自分にとって料理っていうのは、試験勉強と同じでしたと。
試験勉強と?
あぁー。
本読んで、いい料理を作れる?
それとも料理はセンスですか?
優れた料理本は、おしゃべりクッキングのテキストぐらいですかね。
まあ、あれは誰が作っても上手に。
そうですね。
簡単でね。
本当に一番怖いのは、子育てのよけいな…、あらへん。
子育てのときに、出てくることも、お腹大きいときに、育児の本とか買いあさるんですよ、最初の子どもっていうのは。
そのとおりいかなかったら、ちょっとやっぱり育児ノイローゼになったりする。
だからもうなんかゆったりと、まあまあ、まあ、個人差あるわ、ハハハというような気持ちで読まないと、この西川先生はね、ちょっと神経質だと思うの。
よく番組ご一緒させてもらってて、形どおりに、こうじゃないと気が済まない!というタイプですね。
そんなわけにいかない。
やっぱり1歳で歩き始め、例えば、1歳半ではママ、パパ言ってとか、1歳でしゃべる、三輪車、何歳で乗る、全部書いてはんの。
うちの最初の子はなんにもできませんでしたよ。
三輪車も乗らないし、なんでー!って、もう乗ってるのに、走りまわらなあかんのにって。
ほんではね。
そう!それで、私のような人間でもちょっと育児ノイローゼになりました、しゃべらなかったし。
2歳まで音は出してたけど、何言うてるか分かりませんでした。
×××って。
あんた、あほかい言うて。
どんだけ。
違う、もうしゃべりまくってた、よそは。
本当に?
うん、私の買ってきた三輪車を、よその子どもが走り回ってた。
すごい子ども。
すごい子どもっていうか、皆、そうですよ。
だからマニュアルどおり、マニュアル本を読み過ぎると、だめだっていうのはそこなんですよ。
そんな結婚生活なんて、うまいこといかない。
そうはいかないもん。
試験勉強と違って、正解ってないですからね。
「芸能人」カテゴリーの関連記事